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更新日:2020/09/24

目次

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岡﨑 陽介(オカザキ ヨウスケ)

BeeCruise株式会社BEENOSグループ

linkus(リンクス)事業責任者

広告営業から芸能事務所でのプロモーション企画やメディア開発を経て、BEENOSグループに入社。エンタメ関連のコラボ商品企画などを担当後、BeeCruiseに転籍。

新規事業の検討をする中で、日本の人口動態に伴う課題に対するソリューション提供というテーマで考え、特定技能の活性化を目指しlinkus(リンクス)事業を開始。

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(linkus事業責任者 岡﨑氏)

モノ・人・情報を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとして、これまで越境EC関連サービスの運営、グローバルマーケティング事業、インバウンド需要を見込んだ日本独自のコンテンツ商材の企画・開発を行ってきたBEENOSグループ。

そんなBEENOSグループが、2019年4月にスタートした特定技能制度に対応した、特定技能外国人の情報共有・管理データベース「linkus(リンクス)」をローンチしました。

今回は、linkus(リンクス)事業責任者の岡﨑氏に、「特定技能制度の在り方」、「登録支援機関の役割」、「linkusu(リンクス)が目指しているもの」などについて語っていただきました。

特定技能外国人の情報共有・管理データベースって?

ーーlinkus(リンクス)とは、どういうサービスなのでしょうか?

岡﨑氏:簡単に言うと、特定技能という領域においての越境HRプラットフォームです。特定技能外国人、所属機関(受け入れ企業)、登録支援機関、更には海外現地の送出機関まで、制度に関わる人たち全員に参加していただき、煩雑な書類作成とか情報管理という部分をより簡単に行っていただくというシステムです。サポーターのサポートという立ち位置ですね。ネット上のノウハウを使って特定技能の活性化をお手伝いしていきたいと思っています。

linkus(リンクス)のサービス詳細については、こちら !

 

ーー申請書類作成機能以外にも、求人情報を登録して候補者とマッチングできるなど求人サイト的な機能もあるんですよね?

岡﨑氏:はい。単なる情報管理や書類作成だけでなく、その前後まで一貫してlinkus(リンクス)というプラットフォーム上で対応いただくことが可能です。求人サイトの側面もありながら、雇用管理ツールの面もあって、入管提出書類の管理もできる。特定技能のスタートからゴールまで一気通貫のサポートプラットフォームというイメージです。

 

ーー在留資格の申請書類自動作成のシステムや特定技能外国人に特化した求人サイトも増えてきています。どう差別化を図っていますか?

岡﨑氏:そもそも、あまり競合という考えを持っていないんです。あくまでもlinkus(リンクス)はプラットフォームであって、書類作成などは必要な機能の一つと考えています。

なので、既にある他社の書類作成システムとの併用あるいは、パートナー連携などもアリだと考えています。

申請書類って、出入国在留管理庁の規定の形があるので、生成の仕方は違ったとしても出来上がるものは決まっているんです。

だから、申請書類作成の機能だけでの差別化って難しい部分でもあると思いますが、linkus(リンクス)は関係者が各々作成するプロフィール情報から、必要な情報を自動抽出して書類に反映させるため、【書類を作成する】というアクションが存在しません。

極端に言うと、「内定が決まった時には、既に書類が完成している。」というイメージです。そこが特徴だと思います。

一方で、特定技能に特化した求人サイトも出てきてますが、ただ、求人サイトも競合とは思っていません。

あくまでも、求人サイト的なマッチングから申請書類作成、人材や企業の情報管理全てを一貫して出来るということが強みだと思っているので。

また、特定技能・技能実習の活性化や、健全な外国籍人材の受け入れのために、業界が一丸となって取り組む必要があると思っています。だからこそ、競合ではなく、パートナーになるくらいのスケールで考えています。

将来的には、他社の勤怠管理システムサービスとアカウント連携とかもしていきたいですね。

 

ーーなぜ特定技能に特化したサービスにしようと思われたのでしょうか?

岡﨑氏:まず、新規事業を考える時に、「日本の人口動態に合わせて出てくる課題に対するソリューションを作っていく」というのをテーマにしました。

日本の人口動態を考えていくと、ご存知の通り、人手不足が大きな課題になってくるのは間違いない訳です。日本で働き手がどんどん減っていく中で、日本国内だけで完結するのは、もう無理だなと。

そういう問題意識を持って、調べていてる中で、技能実習制度や特定技能制度について初めて知って。知れば知るほど、すごいアナログな世界だなと思ったんです。しかも、単純にアナログなだけでなく、閉鎖的という印象もあって。失踪とか色々な事件も起きていますよね。そのような事件もアナログで閉鎖的な部分が原因となっているのかなと。

それであれば、アナログをデジタル化することで裏側にある闇の部分やトラブルを解消できるんじゃないかと考えたのが、サービスを立ち上げようと思ったきっかけです。

 

閉鎖的な制度を変革し、外国人材の自由度を高めていきたい

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ーー日本における外国人材について、何が課題だと思われますか?

岡﨑氏:技能実習も特定技能も必要な制度ではあるんですが、ただ、働く人たちの自由度が制限されているのは問題だと思います。一方で、制限されているというのは、仕方ないという部分もあって。日本語がペラペラなN1、N2の人材であれば、日本人と同じように転職活動をしたり、日々の生活が送れたりできると思います。でもN4やN5人材の場合、スキル的に、そうもいかない部分もあります。そうなると、彼らをサポートする人が必要だし、サポートするためには、ある程度制限を掛けなくちゃいけないっていう側面もあるとは思っています。

だから、登録支援機関さんの存在って凄く重要だと思いますし、僕らとしてもlinkus(リンクス)を使ったら登録支援機関が要らなくなりますよって言うつもりは全くなくて。むしろ、登録支援機関さんにlinkus(リンクス)を使っていただいて、より良い支援体制を作っていければなと考えています

 

ーー技能実習制度は、各方面から「奴隷制度」といった批判も受けていますね。

岡﨑氏:確かに、技能実習という立て付けには、少し違和感があります。上手くいっているケースも沢山ありますが、本来働き手を必要としており、パートナーであるはずです。にもかかわらず、「技術を教える」」など、上から目線の建付けになってしまうのが残念です。ここが、クリアに変わっていって欲しいと思います。

一方、特定技能であれば、まだ新しい制度なので、ここからクリアな状態で広げていくことができるんじゃないかなと考えていて。なので、僕たちとしては、どちらかというと技能実習を変えていくというよりも、特定技能制度を綺麗なまま広げていくことに注力したいと思っています。

 

ーーどんな風に広げていきたいですか?

岡﨑氏:技能実習制度の良い部分は引き継ぎつつ、閉鎖感を打破していきたいです。そのためには、登録支援機関同士の横の繋がりが必要だと思っています。横の繋がりが強くなると、働く人材の選択肢も広がりますし。特定技能制度では、同分野での転職が可能となったので、そこを活かしていきたいです。

ただ、今はまだ特定技能自体の件数や人数、参画企業が少ないため、業界としての活性化を進めるフェーズだと理解しています。

そのために、登録支援機関さんにも、所属機関(受け入れ企業)さんにも、人材にもlinkus(リンクス)に集まってきて欲しいですね。

 

ーーlinkus(リンクス)に悪質な登録支援機関などが参加してくる危険性はないのでしょうか?

岡﨑氏:その危惧は、なくはないんですが、むしろ、linkus(リンクス)が一つの線引きになってくれれば良いなと思っていて。linkus(リンクス)では、登録者全員がアカウントを持って連携していて、連携相手には基本的な情報が開示されいます。

裏側で良くないことをしている方々は、そもそもオープンな場に参加したがらない。全部情報が見られてしまうことを嫌がる傾向にあるんですよ。なので、linkus(リンクス)に参加したいと思う悪質な登録支援機関は少ないのではないかなと思います。ゆくゆくは、linkus(リンクス)を使っている企業は、信頼できるというマークにしていただきたいですね。

 

ーー悪質とまでは言わなくても、自社が持っている顧客や人材の情報を公開したくない登録支援機関も多そうですが?

岡﨑氏:これは、特定技能、外国人材という業界の成熟度の問題もあるかなと。例えば、日本人の転職って、求人企業も求職者も色々なサイトやエージェントに登録しています。それがあるべき就職活動の姿だと思うのですが、外国人材の就職・転職業界は、まだ、そもそものパイが少ないので、自分たちの顧客、人材を囲い込みたいという気持ちが強いのかも知れません。今後、外国人材についても日本人の就職・転職市場と同じくらい自由度を高めていきたいです。

 

ーー登録支援機関以外にも、所属機関(受け入れ企業)や人材へもアプローチはされているんでしょうか?

岡﨑氏:今まで登録支援機関さんを中心に登録のお声がけをしていたのですが、これからは、直接、受け入れ企業さんにも拡げていく予定です。

人材に関しては、送出機関さんと話をして、そこの生徒さんに登録していただくのが主な流れです。あと、今はコロナの状況もあるので、日本国内で既に働いている実習生とかにも監理団体さんを通してアプローチしています。国内にいる人材の転職のお手伝いもできればなと思っています。

 

ーーどの国の人材が多いですか?

岡﨑氏:ベトナム、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、その他。やはり、メインは、技能実習・特定技能の数が多いベトナムです。求職者の動きでいうと、インドネシアの方は、送り出しを通してでなく、本人が直接linkus(リンクス)のアカウントを作りに来てくれる割合が高かったりします。インドネシアの方は、送出機関が必須ではないという考えがあるので、僕たちがFacebookで情報発信していると直接問い合わせが来ますね。

 

ーーむしろ、ベトナムは送出機関ありきなんでしょか?

岡﨑氏:はい、そうですね。

 

ーー個人で登録してくる方の日本語力で、linkus(リンクス)に登録するのは簡単ですか?

岡﨑氏:結構難しいですね。今は、僕たちが、メールなり電話なりで説明しながら、一緒にアカウントを作っています。ただ、特定技能の試験に合格している方々であれば、基本的な情報は問題なく登録が可能だと思います。

 

ーー多言語対応の予定はありますか?

岡﨑氏:送出機関、求職者用のアカウントは、ベトナム語・ミャンマー語・インドネシア語・中国語(簡体字)・英語・タガログ語・タイ語・ネパール語・クメール語に、対応しています。この後も順次対応言語を増やす予定です。

 

ーー今後、linkus(リンクス)が目指す先は?

岡﨑氏:特定技能制度の活性化の役に立ちたい、これに尽きます。

 

外国人材の活用に大事なこと

ーー最後に外国人材の雇用を検討している企業様に向けてアドバイスをお願いします。

岡﨑氏:外国人材の雇用を迷われている企業さんには、相談できる登録支援機関さんも沢山いるし、linkus(リンクス)のようなツールも充実してきているので、「とりあえず、一歩踏み出してみたらどうですか?」とお伝えしたいです。サポートサービスも整っているので、それほどハードルは高くないんじゃないかなと。

 

ーー外国人材活用のために意識するべきポイントは何でしょうか?

岡﨑氏:特定技能外国人に限った話ではないですけれど、外国籍の方のマネジメントをできる存在が必要だなと思います。受け入れ側の体制として、ある程度マネジメントをできる人が一人いるだけで違うんですよ。この存在がいるかいないかで、外国人材との溝が深まるか深まらないかが大きく変わってくるので、自社内でマネジメントができる人材の育成に力を入れていって欲しいですね。これは語学力に限った話ではなく、日々のコミュニケーションや習慣などに対する理解だけでも充分だと思います。

 

編集後記

2019年にスタートしたばかりの特定技能制度。その特定技能制度をオープンかつクリーンに運用することを目指しているという岡崎氏のお話が印象的でした。

様々な問題が指摘されている外国人材の受け入れですが、関わるアクターたちが、適正な運用を心がけることで、改善される面も多くあるはずです。

岡崎氏の想いや取り組みに興味を持っていただけた方は、ぜひ、linkus(リンクス)というプラットフォームに参加してみてくださいませ!

弊社も「関係者の協働による外国人材業界の健全化」の一翼を担えるよう、今後とも良質な情報の発信に努めてまいります。

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