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更新日:2020/10/11

目次

外国人エンジニアをもっと身近に-2
ユガナンダン・スブラマニヤン

株式会社サンウェル 代表取締役

インドのMadras大学で機械工学を専攻し、2001年に来日。

日本では、大手電機メーカーで機械設計に従事。その後、大手の自動車メーカーでプロジェクトマネージャーとして100名以上の外国人エンジニアを管理(2004年-2010年)。

2010年に株式会社サンウェルを設立。年間300名以上の高度外国人エンジニアを日本の企業へ派遣。現在、国内4拠点(横浜、宇都宮、名古屋、福岡)と4社の海外子会社を運営。

海外から日本、日本から海外へとグローバルタレント人材の架け橋となるべく奮闘中。

2010年に設立以来、高度外国人エンジニアの紹介・派遣サービスを提供してきた株式会社サンウェル。そんなサンウェルが、2020年10月より分割払い型高度外国人材エンジニア紹介サービスを開始しました。

そこで今回は、サンウェル代表取締役のユガナンダン・スブラマニヤン氏に、サービス開始に至った背景や、日本における外国人エンジニアの受け入れ状況についてお伺いしました。

お話は、オンサイトとオフショアの使い分けなどにまで及び、海外 x エンジニアリングに関心のある方には必読の内容となっております。

分割払い型エンジニア紹介サービス詳細については、こちら

「外国人」という属性ではなく、「個人」と向き合う

株式会社サンウェルの挑戦 (1)

(ユガナンダン・スブラマニヤン代表取締役)

ーー御社の事業内容について教えてください。

ユガナンダン氏:プラント業界、自動車業界、IT業界に外国人エンジニアの派遣と紹介をしています。また、外国人が一から日本に来るとなると様々な問題も出てくるので、派遣や紹介をするだけではなく、定着のための支援が必要になってきます。その辺は、インドから来日した私自身の経験をもとに、サポートサービスにも力を入れています。

 

ーー外国人エンジニアというと、どこの国出身の方が多いのでしょうか?

ユガナンダン氏:ベトナム、インド、フィリピン、ネパールなど東南・南アジア出身の方が多いですが、トータルで13、14の国籍の方がいます。目的など顧客のニーズに合わせて提案をしています。例えば、プラントの仕事だと、即戦力になって英語も話せる人材ということでインドやフィリピンの方がメインになったり、自動車製造メーカーだと、日系の工場がたくさん現地にあって経験者が多いベトナムからになったり、といった具合です。

現地と日本の給与水準格差の観点も考慮すると、今後、ネパールやスリランカあたりが増えてくるでしょう。

 

ーーどのように、そういった人材を獲得しているのでしょうか?

ユガナンダン氏:弊社の場合、インド、ベトナム、シンガポールに子会社がありますし、他にも東南アジアに協力会社が多数あるので、協力して現地で人材を集めています。

 

ーー国ごとに違いはありますか?

ユガナンダン氏:もちろん、あります。文化や慣習も違いますから。ただ、それを言ったら、一人ひとり違うわけです。1,000人いたら1,000人みんな違う。あくまでも、最初の入り口として、国で分類した方が把握しやすいというだけの話です。最終的には、「こういう顧客には、こういうパーソナリティーを持った人材がマッチする」ということを考えないといけません。属性ではなく個人を見るということですね。この視点がないと、人材ビジネスはやっていけないと思います。

 

ーー日本国内の外国人エンジニアには対応していないのでしょうか?

ユガナンダン氏:いえ、国内の外国人材にも対応しています。ただ、既に日本にいる方だけだと、限られたパイの奪い合いになってしまうので、どうしても限界があります。海外からの呼び寄せも選択肢に入れると、もっと良い人材を採用することができます。

 

ーー海外からの呼び寄せだと面接も大変そうですね?

ユガナンダン氏:全体の1割くらいは、どうしても現地面接という要望もありますが、今は、Skypeとかテレビ面接も増えてきています。ケースバイケースですが、いずれにせよ、それ程ハードルは高くないと思います。

 

ーーどれくらいの日本語力が求められていますか?

ユガナンダン氏:これも、ケースバイケースですね。例えば、大型プラントの設計経験者で、即戦力になるのであれば、日本語力不要といったケースもあれば、自動車の設計業務で、仕様書を読むためにN2レベルが必要というケースもあります。

 

ーーエンジニア経験もあってN2レベルの日本語力ある方は少なそうですが?

ユガナンダン氏:いえ、いますよ。弊社では2,000人以上登録者がいますし。人材は豊富です。

まだまだ未成熟な外国人材市場

 

ーー今回ローンチされた紹介料分割払いサービスについて教えてください。

ユガナンダン氏:今まで外国人材を使ったことのない企業にも、気軽に外国人エンジニアを活用してもらいたいと思ったのがきっかけで出来たサービスです。一般的に人材紹介の手数料は、紹介した人材の年俸の大体35%が相場なので、一括で100万円近くします。大手企業であれば、予算も経験もあるので問題ないかもしれないですが、中小企業だと、慣れていない外国人材の採用に、初期費用として一括100万円払うというのは負担が大きい面もあるわけです。まだ何とか日本人エンジニアを採用できていれば、わざわざリスクを取って外国人材を採用しないでしょう。

そこのハードルを下げてもらうための一つの提案が、紹介料の分割払いです。月額3万円で利用でき、もし人材が途中で辞めたら、どのような都合であっても、残金は弊社負担になります。

 

ーー人材が辞めたら、そこで完全にコストもなくなるということですね?

ユガナンダン氏:はい。もちろん、長期的に関係を築いていってもらうことが前提ですが。そのために、弊社でも定期的にサポートをしていきます。

 

ーー紹介したら終わり、とはならないわけですね。

ユガナンダン氏:そうですね。人材と企業双方に安心してもらえるように。

 

ーー「安心」のために、どのようなことをされているのでしょうか?

ユガナンダン氏:その人材と同じ出身国の弊社メンバーが、専門部隊として生活の支援やコミュニティー形成とか色々サポートをしていす。また、入社前の段階で、アパートや家具家電の準備なども弊社がサポートをします。なので、人材はスーツケース一つで日本に来ても、生活には困らないですね。当然、コストも発生しないですし。

あと、企業と人材双方に満足していただくためには、人材がその仕事にマッチしているかが大前提となってくると思いますが、弊社のメンバーは、私も含めて技術者出身だったり、同業界経験者だったりするので、顧客のニーズをしっかり理解できます。「こういう業務であれば、こういうスキルもある人材が良いのでは」といったアドバイスもさせていただきます。

 

ーー確かに、どんなに生活支援をしても、そもそも業務と人材がマッチングしていないと、その会社では上手くいかないですよね。

ユガナンダン氏:そうなんです。でも、多くの紹介・派遣会社では、技術について詳しくない営業マンが右から左に案件を流しているだけのケースが結構あります。そういった他社と比べて、マッチング力は弊社が自信を持っているところです。

 

ーー外国人だからこそのハードルもあるのでしょうか?

ユガナンダン氏:言語や文化の問題はありますが、能力のある人材であれば、そこまでハードルにはならないと思います。日本人であっても価値観や考え方は多様化していますしね。問題のあるケースは、30名いたら1名くらいですので、本当に優秀な人材を採用できるというメリットの方が大きいですよ。

例えば、優秀な日本人エンジニアが大手企業に集約してしまって良い人材が採用できないという悩みを抱えている中小企業でも、外国人材に目を向ければ、優秀な人材が採用できるチャンスが出てきます

まだ成熟していない部分はあるにしても、顧客も外国人材の優秀さに気付いていますし、弊社のような企業が教育や支援もしているので、今後、どんどん外国人材紹介市場は盛り上がっていくと思います。

オフショア戦略も含めた総合的ソリューションを

 

ーー今後、日本における外国人材の受け入れはどうなっていくでしょうか?

ユガナンダン氏:日本の人口が減少していき、日本人だけだと必要な人材を集められなくなる中で、外国人材の活用は不可避です。2030年にはIT人材が80万人近く不足するとも言われています。そこに、弊社がお付き合いをさせていただいている機械設計とかプラントの開発・設計エンジニアも加えると、この3倍は人手が足りなくなると考えられます。

 

ーー外国人材に目を向ければ、エンジニア不足は解消できるのでしょうか?

ユガナンダン氏:はい。日本では毎年2万人程度しかITエンジニアが増えていませんが、例えば、ベトナムでは毎年5万人の規模で増加していますし、インドでは理系新卒が毎年80万人も輩出されています。この母数の差を考えると、外国人材が日本のエンジニア不足解決の鍵になることは間違いないでしょう。

 

ーー外国人材活用の必要性は、今後ますます増ていくと。

ユガナンダン氏:製造現場であれば、中国とかベトナムに海外に工場を移転していくという流れもありますが、開発・設計の拠点は日本に置いておいた方が良いこともあります。海外に移転すると日本の独特のノウハウなど独自の良さがなくなってしまうといったケースですね。

そうなると、開発・設計業務に関しては、日本への外国人エンジニアの受け入れを進めていかないといけない。このニーズは、これからもっと増えていくでしょう。

製造現場での単純労働人材も同じだと思います。コスト面などから考えて、日本よりも海外製造の方が良いとなったら、海外に工場を移転することも検討するべきですが。ただ、いずれにせよ、日本人と外国人が同じチームで働くことの重要性は変わらない。

 

ーー御社が目指していく形は?

ユガナンダン氏:大きく2つあります。1つは、紹介業におけるサブスクリプションモデルの確立。近年、従来まで高額で手を出せなかったサービスがサブスクリプション型の課金になることで気軽に利用できる時代になってきています。外国人材の紹介もそうしていきたいですね。今回の分割払い型紹介サービスもその試みの一環です。

2つ目は、「技術者の提供」から「技術の提供」という考え方に変えていくこと。今まではオンサイトで外国人エンジニアを紹介・派遣するだけでしたが、これからは海外でのオフショアサービスの提供にも注力したいです。「国内でやるのか国外でやるのか?」という段階から顧客のニーズに合わせて提案していこうと。既に、ベトナムとインドでオフショアセンターを作りました。最終的には、自社開発にも注力をしていく予定です。一つのソリューションだけではなく「技術者」、「技術」といった様々な手法を組み合わせた総合的なソリューションを提供できる企業を目指しています。

 

ーー最後に、外国人エンジニア雇用を検討している企業にアドバイスをお願いします。

ユガナンダン氏:外国人エンジニア、中でも新興国から来ている方は、アグレッシブで、スピーディーに活躍できる方が多いです。

繰り返しになりますが、人口が減少している日本だけで優秀な人材を確保するのは限界があります。それが、海外に目を向けるだけで選択肢がグッと広がります。また、コスト面でもメリットがありますので、外国人材活用は企業にとって絶好のチャンスになるはずです。

ですから、まずは、気軽に活用してみてほしいです。

セキュリティ面や急な離職などの不安や悩みは、弊社に相談していただけたら、全てケアしていきますので。

編集後記

外国人材に目を向けるだけで選択肢が広がる」というユガナンダン社長のお言葉が印象的でした。

人材不足により選択肢が絞られつつある日本企業が今後成長していくために、外国人材活用の必要性は益々高まっていきます。

なかなか最初の一歩を踏み出せなかった企業様にとっても、紹介料の分割払い(サブスクリプション型)サービスは絶好の機会だと思いますので、ぜひご検討ください!

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