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更新日:2021/02/10

目次

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I NYOMAN WIJANA(イ・ニョマン・ウィジャナ)

LPK飛翔ユニバーサルスタイル 代表

1988年生まれ。

2018年から3年間、日本の食品工場で技能実習に従事した後、留学生として再来日。

卒業後、本田技研工業株式会社埼玉工場で勤務。

その後、バリに戻り、送出機関飛翔ユニバーサルスタイルを設立。日本とバリを行き来しながら技能実習生のフォローに奮闘中。

183バリ

「インドネシアの技能実習生=イスラム教」という印象をお持ちの方も多いかもしれないが、実際は、必ずしもそうではない。住民の約9割がヒンドゥー教徒であるバリ島からも技能実習生は輩出されているからだ(現在、249あるインドネシア認定送出機関のうち約20社がバリを本拠地にしている)。今回は、そんなバリ送出機関の中でも最大級の実績を誇るLPK飛翔ユニバーサルスタイル代表のウィジャナ氏にお話を伺った。

村を背負っているという意識

LPK飛翔ユニバーサルスタイル(以下「飛翔」)は、年間150名-200名程の技能実習生を送り出しており、今までの送り出し実績は約500名と、バリでは最大級の送出機関だ。

飛翔の特徴は、人材募集の方法にある。

「まず、村長など村のトップに技能実習制度について説明をして、そのトップを通して村の若者をリクルートします。村全体を挙げて実習生を送り出しているので、結果的に失踪などの問題も起きにくいんです。人材も、村を背負っているという意識を持っており、自分が問題を起こしたら後輩が日本に実習に行くチャンスを失ってしまうと考えているので、まさに村の代表として頑張ってくれるんです」

現在、飛翔では、本社のあるバンガリ県の他に、ブレレン県、クルンクン県、カランガスム県、デンパサール市に支部を持ち、各支部がそれぞれの県で、村ぐるみのリクルート活動を徹底して行なっている。そのため、ブローカーの介入による不当な金銭の発生等も一切ない。人材としては、余計な借金を背負うことなく、実習に励むことが可能になるわけだ。

では一体、実際にどのような方が技能実習に応募してくるのだろうか?

ウィジャナ氏によると「観光業や農業を営まれている家庭出身で、現在の月給は2万円くらいの方が多い」そうなのだが、これは他の技能実習生送出し国と同様で、日本に行く主な目的は、母国では得られない額の給与を稼ぐことと見て良さそうだ。

評判が良ければ人材は集まる

しかし一方で、「給与の額だけでなく、仕事内容と評判を基準に企業を選ぶ人材も多い」とウィジャナ氏は語る。

「仕事内容でいうと農業の人気が高いです。農家出身で今まで農業をやっていた方が多いので、仕事に慣れやすいというのが理由です。あとは、評判があるんですよ、業界にも企業にも。例えば、建設業だと「暴力」や「失踪」というイメージがあって避けたがる方が多いですね。私たちの顧客では建設業であっても優良な企業様が多いので、既に働いている同郷の先輩から良い話を聞いて是非応募したいというケースもありますが、全体的には悪い評判が多いです。今の時代、SNSであっという間に口コミが広がりますから」

ベトナムの送出機関からも「建設業で人材を集めるのは難しくなってきている」という話をよく聞くが、こちらも同じく、労働環境が良くないという評判が出回っているのが一番の理由だ。ベトナムは実習生の数もコミュニティーも多く、悪評の拡散するスピードが早いので、他国に先んじて建設業での人材確保が難しくなっているというわけだ。現在、ベトナムで人材が集まらないという理由で、他国にシフトをしている建設業の企業は多いが、業界や自社の体制を変えない限り、どの国であっても人材の募集が困難になってくるのは間違いない。

ただし、「評判さえ良ければ、応募してくれる人材はたくさんいます。そして、そういう良い企業で実習している人材は大抵、3年間の実習が終わった後も延長や特定技能への切り替えを希望します」とのことなので、自社の体制を見直し、人材に訴求できるポイントを作っていければ、どの業界であっても今後の人材獲得競争に生き残る道はあるだろう。

教師やフォロー担当者が、技能実習経験者である強み

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技能実習制度においては、人材募集だけでなく、事前教育と来日後のフォローアップも重要になってくるが、飛翔ではどちらにも力を入れている。

「日本語クラスは入学時期で分かれていますが、2週間ごとにテストをやってクラス替えをしています。今、8クラスあって1クラス約40名で勉強しているのですが、上達が早い生徒はどんどん上のクラスにステップアップしていけます。教材は、一般的な「みんなの日本語」を使っていますが、日本人教師による毎日2時間のオンライン授業があるのが特徴的ですね」

実際に飛翔で教育を受けた実習生と話をしてみると、他の送出し国の実習生と比較して、日本語会話力が高いという印象を受ける。

さらに、教師陣やスタッフが自らも技能実習を経験しているのが飛翔の強みだ。

「教師陣は技能実習経験者が多いので、建設や農業など自分が経験した職種について専門的な内容を教えることができます。また、私も技能実習を経験しているので、自らの体験をもとに、現在就労している実習生に対してフォローすることができています」とウィジャナ氏は語る。実際に飛翔のFacebookを見ると、ウィジャナ氏が日本全国の実習生を訪問し、コミュニケーションを取っている様子が窺える。

(飛翔のFacebookページ。ウィジャナ氏が日本全国の実習生をサポートしている)

このような手厚いフォローもあってか飛翔にはリピーター顧客が多い。コロナ禍にあっても、現在、月5,6社の面接が入っているという。

「フォローもそうですけど、何よりも実習生の評価が高いのがリピートしていただいている一番の要因だと思いますよ。真面目ですし、先程も言ったように、村の代表として、後輩が続いて来れるように頑張っている実習生が多いので。その姿勢が評価してもらえていると感じます」

ウィジャナ氏のお話を聞くと、送出機関も実習生も相応の覚悟を持って技能実習制度に向き合っていることが分かる。一方、日本の企業はどうか?責任を持って実習生を受け入れていると言えるだろうか?

企業の評価がシビアに判断される時代において、各企業が外国人材との協働体制について考えていくことが求められている。

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