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更新日:2021/04/05

目次

日本語試験

在留資格「特定技能」が創設され、日本における外国人材の受け入れが加速するに伴い、外国人材への日本語教育が注目を浴びています。

特定技能外国人や介護技能実習生の要件でも一定以上の日本語能力を有することが求めれ、その証明には各種日本語テストが用いられています。

では、数ある中で最も正確に日本語力を測定でき、採用や評価の基準として有効な試験はどれなのでしょうか?

日本語教育における基準については、こちらの記事でまとめてありますので、本記事では、具体的な試験について概要を見ていきましょう。

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▶︎外国人材を雇用する企業がなぜ日本語支援をすべきか?についてはこちら

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日本語能力試験(JLPT)

■概要:「言語知識(文字・語彙・文法)」「読解」「聴解」の3区分から言語コミュニケーション能力を測るマークシート方式の試験。

■級(レベル):1級〜5級の5つのレベルの試験(1級の方がレベルが高い)。

■判定基準:180点満点の内、各レベルに応じて定められている合格点と上記3区分ごとの基準点の両方に達する必要がある。

*N1合格点:100点

*N2合格点:90点

*N3合格点:95点

*N4合格点:90点

*N5合格点:80点

■開催頻度:年2回(7月、12月の第一日曜日)

■開催場所:日本を含め86の国・地域(2018年度実績)

■受験料:5,500円(日本の場合)

■HPhttps://www.jlpt.jp/index.html

国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)

■概要:「文字と語彙」「会話と表現」「聴解」「読解」の4セクションから「ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」があるかどうかを判定するCBT試験です。

■級(レベル):JF日本語教育スタンダードにおけるA2レベルの日本語力を持っているか判定。

*A2の目安は、「日常的な範囲」において、自身に「直接的な必要性のある領域の事柄」に関し、よく使われる表現を理解し、簡単な言葉で説明することができるレベル。A2レベルに相当していると「就労のために必要なある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」を有していると判断される。

■判定基準:250点満点の内、判定基準点である200点以上獲得で、上記A2レベルに相当すると判定される。

■開催頻度:随時(1度受験すると次の受験まで30日間空ける必要あり)

■開催場所:下記9か国のテストセンター

*ベトナム・インドネシア・フィリピン・ミャンマー・ネパール・カンボジア ・タイ・モンゴル・日本

■受験料:7,000円(日本の場合)

■HPhttps://www.jpf.go.jp/jft-basic/index.html

日本語NAT-TEST

■概要:「文字・語彙」「聴解」「読解」の3分野から日本語能力を測定する試験。出題の基準と構成は日本語能力試験に沿っている。

■級(レベル):1級〜5級の5つのレベルの試験(1級の方がレベルが高い)。

■判定基準:180点満点の内、総得点が合格点(毎回変動)を上回っていること、上記3分野の得点が配点の25%以上を占めることが合格条件となっています。

■開催頻度:年6回

*2021年は、2月・4月・6月・8月・10月・12月

■開催場所:下記16か国

*中国・ベトナム・ネパール・ミャンマー・インドネシア・スリランカ ・モンゴル・カンボジア ・バングラデシュ・フィリピン・インド・タイ・ウズベキスタン ・ブータン・キルギス・日本(東京・大阪)

■受験料:5,500円(日本の場合)

■HPhttp://www.nat-test.com/index.html

J.TEST 実用日本語検定

■概要:聴解問題と聴解問題から構成されており聴解の比重が半分を占める、記述式問題がある(F-Gレベル除く)という特色を持つ、実践的な日本語力を評価する試験です。

■級(レベル):「A-Cレベル(上級者向け)」「D-Eレベル(初級〜中級者向け)」「F-Gレベル(入門社向け)」の3種類の試験。

■判定基準:各レベルごとに定められた基準点数をクリアすれば認定される。

*「A-Cレベル」は、1,000点満点の内、600点以上で認定(600点=N2相当、700点=N1相当)

*「D-Eレベル」は、700点満点の内、350点以上で認定(350点=N4相当、500点=N3相当)

*「F-Gレベル」は、350点満点の内、180点以上で認定(250点=N5相当)

■開催頻度:年6回+随時

*開催月は地域、級(レベル)によって異なる。

■開催場所:下記:14地域

*中国(大陸地域)・台湾・韓国・タイ・モンゴル・ベトナム・バングラデシュ ・インドネシア・フィリピン・ブラジル・ネパール・ミャンマー・ラオス ・日本

■受験料:5,200円(日本の場合)

*2021年3月試験まで4,800円

■HPhttps://j-test.jp/

BJTビジネス日本語能力テスト

■概要:日本のビジネス社会で使われる日本語能力を測定するCBT試験です。上述の試験と異なり、ビジネスコミュニケーションに特化しているのが特色です。

■級(レベル):J1+~J5までの6段階で評価される。

■判定基準:合否はなく、800点満点の試験で獲得点数に応じてレベルが振り分けられる。

*600点以上=J1+

*530点~599点=J1

*420~529点=J2

*320~419点=J3

*200~319点=J2

*199点以下=J5

■開催頻度:随時(1度受験すると次の受験まで3か月空ける必要あり)

■開催場所下記14地域のテストセンター

*中国・香港・台湾・韓国・タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア・ミャンマー・インド・シンガポール・アメリカ・メキシコ・ブラジル・フランス・イギリス・ドイツ・イタリア・日本

■受験料:7,000円(日本の場合)

■HPhttps://www.kanken.or.jp/bjt/

どの試験を基準にするべきか

では、外国人材の日本語力を評価する際には、どの試験を基準とすれば良いのでしょうか?

ここでは、自社で雇用する人材の段階・レベルに応じて以下の3パターンを使い分けることをお勧めします。

入社前の技能実習生・特定技能外国人

まず、技能実習や特定技能で外国人材を採用する場合は、国際交流基金日本語基礎テストにおいて「就労のために必要なある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」を有しているかどうかを判断しましょう。

そもそも、特定技能1号資格を得るためには、国際交流基金日本語基礎テスト合格が要件になっていますので、特定技能外国人を採用する際には、その人材が試験に合格しているか否かの確認は必須です(JLPT4級または技能実習2号を優良に修了で代替可能)。

また、技能実習において、送出機関が、入国前にNAT-TESTやJ.TESTを受験させてN4相当やN5相当の実力があると売り込んでおきながら、実際に日本に来てみると、全然コミュニケーションが取れないということもざらにありますので、今後は、より実態に即した日本語力を測るために、日本入国前の技能実習生についても国際交流基金日本語基礎テスト合格を目指して学習してもらうと良いでしょう。

入社後の技能実習生・特定技能外国人

JF日本語教育スタンダードに基づいている国際交流基金日本語基礎テストが、評価基準として最も的確かと思いますが、A2レベル(基礎段階の言語使用者)に相当するか否かだけを判定するものなので、それ以上のレベルにある人材に対しては、入社年度や各社員の日本語レベルに応じて、定期的に日本語能力試験を受験してもらいましょう。

NAT-TESTやJ.TESTに比べて開催頻度が少ないというデメリットはありますが、企業の人事評価体制を考えると年2回でも十分です。人材の評価項目と日本語能力試験を連動させるなどし、外国人材に日本語学習モチベーションを維持してもらう環境を整えましょう。

とはいえ、日本語能力試験だけでは、実践的な日本語力を適正に測定できないという話も企業様からお聞きします。実際に、満点の約半分の点数を取れれば合格してしまうマークシート方式の試験ですので、実力がなくても合格してしまった人がたくさんいても全く不思議はありません。

ですので評価には正確を期したいという担当者様には、実施されている試験とは別に、上述のJF日本語教育スタンダードのレベル分類に基づき自社独自の指標を作ることをお勧めします。カスタマイズした基準の方が、試験よりも評価項目を詳細にでき、実際の力を的確に測ることが可能です。

高度なビジネスコミュニケーションを必要とする外国人材

日本語能力試験でも1級までいけば相当の日本語力があると評価できますが、ただ単に日本語力を測るのではなく、ビジネスで使える日本語力を身に付けているかどうかで評価したいという場合は、BJTビジネス日本語能力テストを評価基準に利用すると良いでしょう。ビジネスコミュニケーション力を測定することに特化した試験ですので、日本語能力試験だけでは物足りないというケースでは有効です。特に在留資格「技術・人文知識・国際業務」の人材においてはお勧めです。但し、あくまでも基本的な日本語力があることが前提ですので、N2を取得できていない人材の場合は、とりあえず日本語能力試験に標準を絞って教育することが必要です。

Global HR Magazine 運営会社からのお知らせ

リフト株式会社でも、JFスタンダードを活用した日本語教育サービスを提供しています。先着15名限定で無料レベルチェックテストも実施しておりますので、詳しい話を聞いてみたい!という方は、下記よりお問い合わせください。人材の日本語力を適正に評価できる体制を一緒に構築していきましょう。

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